各種健診・検査
各種健診・検査

40歳以上75歳未満の被保険者および被扶養者を対象として、メタボリックシンドロームの予防・解消に重点をおいた、糖尿病等の生活習慣病予防のための健診・保健指導を実施し、皆様の健康の維持をサポートさせていただいております。
対象者
加入されている医療保険(国民健康保険・社会保険など)から受診券をお持ちの40歳〜74歳の方
実施内容
必要に応じて、保健指導(動機づけ支援・積極的支援)へつながることもあります。
費用
受診券をお持ちの方は無料、もしくは一部負担金で受診できます(詳細は各保険者により異なります)。
ご予約について
特定健診は予約制です。事前にお電話または窓口にてご予約ください。
特定健診・特定保健指導の目的
これまでの健診・保健指導は「病気の早期発見・早期治療」を目的としていました。
特定健診・特定保健指導では、内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)に着目し、その要因となっている生活習慣を改善するための保健指導を行い、糖尿病等の生活習慣病の有病者・予備群を減少させること(病気の予防)を目的としています。
生活習慣病は自覚症状がないまま進行するため、健診は個人が生活習慣を振り返る絶好の機会と位置づけ、行動変容につながる保健指導を行います。
当院では6つ(胃・大腸・肺・前立腺)のがん検診を低価格で受けていただけます。
京都市在住の18歳から39歳までの方で、学校や会社、御加入の健康保険等で健診を受ける機会のない方を対象に健康診査を行っています。
1年に1回を目安に健康診査を受診し、若い時期から健康管理に努めましょう。
血液の通り道である血管がしなやかさを失って内腔を狭めてしまうと血液の循環が悪くなります。血管が硬くなり、その内腔が狭くなる状態には次の2通りが考えられます。
肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病などがあると動脈に傷が生じ、そこからコレステロールが入り込んでコブ(プラーク)ができます。プラークが血管の内腔へ突出すると血管が狭くなります。さらにストレスにより傷ついた場所に血栓ができ、血管を詰まらせて心筋梗塞や脳梗塞を発症します。
動脈硬化は軽度ですが毛細血管などの細い動脈が収縮・緊張した状態です。睡眠不足・喫煙など種々のストレスなどにより血管の収縮が生じ、内腔が狭くなるため血液が流れにくくなってしまいます。その結果、冷え、肩こり、疲れやすいなどの症状が生じます。
血管年齢を測定することにより動脈の硬さと動脈の詰りの程度が分かり、動脈硬化の予防に役立ちます。血管年齢を知って早めに予防しましょう。
当院では、胸部・腹部・骨のレントゲン検査を行っています。レントゲン検査は、X線を用いて体内の状態を画像として映し出す検査で、短時間で撮影ができ、痛みもありません。
このようなときに行います
このようなときに行います
| 胸部レントゲン | 肺炎・気管支炎・結核・肺がん・心肥大など |
|---|---|
| 腹部レントゲン | 腸閉塞・腸のガスの状態・石灰化の有無など |
| 骨レントゲン | 骨折・関節炎・変形性疾患など |
レントゲン検査でわかること
レントゲン検査では肺炎や気胸などの病気から、胃や腸、便及びガスの貯留、また骨折や骨粗しょう症などの骨の異常も発見することが可能です。
胸部レントゲン
胸部レントゲンとは、名前の通り胸部に対してX線を照射して、主に胸部分の疾患を発見する為に行われるレントゲン検査の一種です。
肺がんや肺炎、結核、気胸といった非常に多くの疾患を発見する上で重要な検査方法の一つとされています。
骨粗しょう症とは
骨粗しょう症とは主に加齢によって骨の中のカルシウムやリンの量が減少し、骨が劣化し、骨折をおこしやすくなる全身性の病気です。骨折は、手首や脚の付け根、腰に起こりやすく、骨折すると日常の生活に大きな障害が及ぶだけでなく、その後寝たきりになってしまうこともあります。
現在、日本では約1,000万人が骨粗しょう症と言われており、その予防と治療が非常に重要です。
特に閉経後の50~70代の女性に多く、50代の20%、70代の60%以上に見られます。骨がもろくなったため、体重の負荷がかかりやすい太ももの骨や背骨の骨折がおこりやすいことから、高齢者のねたきりの原因の1つとなっています。また、骨粗しょう症による背骨の変形によって、腰が曲がったり、身長が縮んだりすることもあります。
適切な食生活と運動が基本になりますが、骨密度を正しく測定し、必要であればその人に合った薬物治療をするのが大切です。
少しでも気になるようであれば、ご相談ください。
超音波(エコー)検査とは
体の表面から人の耳には聞こえない高い周波数の音波を腹部に当て腹部臓器の状態を調べる検査です。体内の組織にぶつかってはね返ってきたエコー(こだま)を画像に映し出す検査で、エコー検査とも呼びます。痛みはほとんどありません。
胃や腸、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、大血管の様子を観察することができます。検査はX線やCTなどと違い、被曝もなく安全な検査で、繰り返し行うことができる検査です。また短時間で非常に多くのことを知ることができるので、健診をはじめとして、より精密な検査もおこなえます。
このようなときに行います
主な検査部位と目的
| 腹部超音波 | 脂肪肝・胆石・腎結石・腫瘍・腹水の有無 |
|---|
腹部エコー検査にかかる時間
約15分程度です。
※ガスが出てくると検査ができないため、検査当日の食事は控えてください(水分は問題ありません)
腹部エコー検査でわかる病気
などがわかります。
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